自社で新商品の開発や、自社のロゴを新たに作りたいとき、社内デザイナーに依頼するか、外注するのかによってかかる費用は異なります。とくに外部発注する場合、外部発注する相手が有名デザイナーやクリエイターであった場合、ギャラがどれくらいかかるのかによって、発注するかどうかが決まるため、あらかじめ情報収集を忘れないようにしましょう。

依頼する前にあらかじめて決めておくこと

ロゴを作成するにあたり、どのようなデザインにしたらいいのか、ある程度コンセプトを決めておきましょう。コンセプトがはっきりしていないと、依頼した人が何をデザインしたらいいかわからずデザインしにくいため、最悪の場合納期が遅れてしまう可能性が高いです。

そのため、依頼する人にある程度のコンセプトを伝えられるようにしましょう。デザインを依頼するロゴはどんなところで使用するのか、どれくらいの大きさで、どんなイメージを打ち出したいのかを伝えられるようにしてください。

また、どれくらいの予算で製作したいのかも正確に伝えておくといいでしょう。予算の範囲内で作成してくれるため、満足できる結果につながりやすいです。社内で依頼する場合、マンネリになってしまいがちな欠点があります。

そのため、従来のイメージを超えた新しい物を作りたいとなったときに、なかなか以前のイメージを脱却できないということも珍しくありません。そのため、外注をすることによって以前のイメージを超越した新しいロゴを完成させることにつながります。

ただし、予算に応じて納入に時間がかかることや、自社の希望しているデザインにそぐわない場合も多いです。そのため、どれくらいの予算でどんなイメージを伝えたいのかを明確に決めておくことが必要となります。また、ある程度知名度のあるデザイナーに依頼するのか、又はデザイン会社に依頼するのか決めましょう。

内容を一新するためにクラウドソーシングに依頼する方法もあります。

クラウドソーシングに依頼する場合の費用や手順

クラウドソーシングは、デザイン会社やデザイナーに依頼しない新たな形の発注方法として注目されるようになりました。費用削減につながるうえ、信頼できる人に発注すれば低価格で納得できる仕事を完成させてくれるからです。

ただしデメリットもあります。信頼できない人に依頼してしまった場合、社外秘の内容が外部に漏れてしまう危険性が高いです。信頼できる人材に依頼できればこれほどローリスクでメリットの高い外注方法はありません。しかし、信頼できるかどうかの見極めが最も難しいとして、企業担当者がためらっていることも事実といえます。

信頼できる人を選ぶポイントとしては、プロフィールが充実していること、受注実績が多いこと、さらに受けた企業の評価が高いこと、クラウドソーシング側で本人確認されていることを見てください。オーダーメイドでの発注の流れとしては、ロゴを作成するための募集要項を作り、クラウドソーシング内で人を募ります。

応募してきた人のプロフィールや実績、さらに企業側の評価などを見て総合的に判断し、採用する人を決めましょう。採用した人と契約内容について打ち合わせし、双方が納得できたら契約を交わします。たいていの場合はここで前金を支払って、ロゴ作成を依頼することが多いです。

後払いの場合は全部済ませてから支払います。採用した人がロゴを作成してきたら、社内で確認し、問題なければ採用しますが、問題があったらもう一度作成するよう伝えましょう。最終的に採用されたうえで後払いの場合はお金を支払います。

なお内容をある程度公開し、様々な人からデザインを募るコンペ型を採用する企業も多いです。コンペ型の場合は価格が抑えられますが、その分デザインの品質に大きな差があるため、審査をするのに大変な時間がかかると理解してください。

オーダーメイドの場合は5万円から20万円前後、コンペの場合は2万から15万円前後がギャラの相場です。ロゴの種類によって多少費用に差があることを理解しましょう。

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ロゴマークを作成する専門サイトに依頼する場合の手順や費用

プロのデザイナーがオーダーメイドでロゴを作成するための専門サイトが存在します。専門サイトの中には、アイディアを出すだけなら無料とうたっているサイトもあるため、信頼性の高いサイトであれば活用することも選択肢といえるでしょう。

デザイナーに依頼する前に、ある程度ロゴデザインを提案してもらえるため、相性のいいデザイナーを見つけるのに役立ちます。全く気に入らないデザイナーではなく、自社で求めているデザインを提供してくれるデザイナーを見つけやすいです。

デザインについて気に入ったものを見つけられれば、そのデザイナーに依頼することで料金が発生します。ロゴマーク作成専門サイトに依頼する場合、まず無料提案依頼をします。依頼フォームで最低限の必要事項を入力することで、依頼は完了です。

たいていの専門サイトでは担当者から電話で詳しい内容を確認します。直接会って打ち合わせをしたい場合はその旨を伝えますが、電話で問題ない場合はそのまま打ち合わせしてください。自社でどんなロゴを希望しているのか、いつからロゴを使用するのかなどを伝えましょう。

その後、デザイナーに内容が伝わり、デザインを提案してもらいます。気に入ったものがあれば発注しますが、支払い後納品となります。ギャラの相場としては、15万円から50万円です。

デザイン会社に依頼する場合の費用

デザイン会社に依頼するときには、あらかじめ依頼フォームなどで依頼し、その後企業の担当者との打ち合わせを経て、デザインを決定します。打ち合わせはメールで行うところや、電話、または直接会う形が選択可能です。

なお、業者によっては直接会う場合、出張費をとることが少なくないため、確認してから依頼してください。基本的にロゴマーク作成専門サイトと流れは似ていますが、ロゴの権利関係などがクリアになり、料金が高額になることが多いです。

デザイン事務所によって多少異なり、安いところは1万9千円から、高いところなら数百万円になる場合もあります。納期まで1ヶ月から3か月かかるところが多く、その分しっかりした保証付きであるところが多いです。

デザイナー個人に依頼した場合の費用

デザイナー個人に依頼する場合、デザイン会社に依頼するよりも低価格に抑えられると考える企業担当者は少なくありません。しかし、必ずしもメリットが高いわけではなく、審査するのに時間がかかってしまうことが多いため、注意をしてください。

個人に依頼する場合は平均的に10万円から30万円前後とされていますが、デザイナーの質によって大きく変わるため、あらかじめ実績や内容を確認してから依頼しましょう。ただし、書道やCGなど独自のスキルを持つ有名デザイナーやクリエイターに依頼する場合は、200万円を軽く超える場合もあるため、注意しましょう。

依頼する企業や人によってギャラは変わる

社内でロゴを作成するよりも客観的、専門的に優れたデザインを提供してもらえるのが外注するときのメリットです。しかし、デザインする相手によって支払うギャラが大きく変わるため、あらかじめ支払う金額が予算の範囲に収まる範囲で仕事をしてもらえるか、担当者に確認をしてから依頼してください。

納得できる仕事の質で予算の範囲内になるよう、デザイナーや会社を選ぶときには社内で確認してください。